当社は昭和27年10月に創業し、戦後のまだ物資の乏しい時代に先がけてセメント瓦の製造、販売と施工を始めました。

比較的安価で、大量に生産出来、品質が安定している為、昭和30年以後の高度経済成長期に需要が高まりました。

又その当時からコンクリートブロックの製造を行ない会社も成長致しました。

昭和40年代からは愛知県三河地域で生産される三州瓦が住宅の屋根に広く使用されるようになりました。

平成7年に発生した阪神淡路大震災では多くの家屋が倒壊し、その後に続く大きな地震災害では瓦葺きの家屋の被災状況により瓦屋根は地震に弱いという観念が定着されようとしています。

そのため全日本瓦工事業連盟より災害に強い瓦屋根工法「瓦屋根標準設計、施工ガイドライン」が提示され、現在の瓦屋根は全て耐震、耐風工法で施行されております。

当社では、その後板金屋根を始め太陽光発電工事、屋根及び外装の施工等、多方面に事業内容を充実させております。

これからも地域の皆様の安心、安全で快適な住まいを守る為、お役に立つべく励んでまいります。

今後ともよろしくお願い致します。

2019年7月
有限会社中野セメント製品工場 代表取締役 宮崎 博文